宇土市網田の駅カフェ。「網田レトロ館」で贅沢な時間。築120年の木造駅舎。

カフェ

熊本の三角西港へ出かけた際、一息付こうかと考えていたところで、ふと思い出すのが網田駅内のカフェだ。地元のNPO法人が運営している。ここで過ごす時間は格別であり、美味しい軽食やアイスコーヒーに癒され気持ちの良い週末を過ごすことが出来る。

しかしながら、網田駅の”駅カフェ”に立ち寄る際には営業日と時間を気にしておきたい。網田方面に出かけていて、丁度お腹がすいてきた。喉が渇いた。そんなときに営業曜日時間であるならば私にとってはラッキーな事。最近熊本でもこうした”駅カフェ”という新たな試みが広がりを見せ始めている。とても面白く素敵な試みだ。

網田(おうだ)レトロ館:

  • 営業日:土曜日・日曜日・祝日のみ。
  • 営業時間:10時-15時30分。
  • ☎0964-27-0166

網田駅は県内最古の木造駅舎。登録有形文化財。


店内は穏やかで落ち着く空間。振り子時計が良い味わいを出していて、お店の方もとても親切に対応して下さる。

奥の席に座っていたときには、「片づけますので窓際に座られませんか?」と声をかけて下さったり、「写真はどんどん撮ってくださいね。」と言ってくださったり、兎にも角にも応対が素晴らしい。


テーブルは昔の学校の木製机と椅子のようだったし、メニュー表なども昔ながらの黒い学級簿を思わせる。レトロな看板なども立てかけてあったり、それと同時に昔の網田の写真や、有名な御輿来海岸の特大写真なども飾られていてそれを眺めるだけでも楽しい。

こうしてちょっぴり懐かしい空間に浸ることが出来て、寛ぐには最良の場所だと思うのである。

網田駅で一時停車。すれ違う列車を見るのも楽しい。桜の植樹も地元の有志たちの手によって行われた様子。春の季節を感じながら懐かしい雰囲気の中で味わうゆっくりとしたひと時はとても贅沢に感じる。

他には、地元の作家さんの作品が販売されていて、手ぬぐいやポストカード、陶器などとても素敵なものばかりが並ぶ。だからついつい欲しくなってしまう。

実はここの店員さんが切符も販売している。尋ねると昔ながらの方法で切符を販売しているようだ。しかし、熊本駅などの自動改札は通れないのだそう。JRからの委託販売という形で今もその雰囲気を大切にしていた。切符売り場はとても新鮮だが、どこか懐かしい。

ちなみに網田駅は熊本県内で最古の木造駅舎で、国の登録有形文化財の指定も受けているのだ。その赤い屋根はとても可愛らしい。

とっても美味しいカフェランチ。

地産地消の食材がとても嬉しい。そして素材がとても美味しく感じる。網田の食べ物は、海の恵みだけではなく、お野菜も美味しい。

主なランチのセットメニュー:

  1. 焼きだごみたいなパンケーキサンド。
  2. 季節のピザ。
  3. 季節のカレー。

※ だご汁を見かけたこともあった。

焼きだごみたいなパンケーキサンド。

このパンケーキサンド(ハム・チーズ・レタス)が意外なことにボリュームがあり満腹を得た。もちもちとしたバンズ。パンケーキが満腹中枢を満たしていく。とっても美味しかった。ワンコイン。500円でドリンク、ネーブルまでついている。とてもお得感があった。

この場所でゆっくりとした時間を過ごせることを考えればなおさらである。

今回は火照った体を冷やすため久しぶりにアイスコーヒーで締める事にした。ところで水のグラスのコースターは田作り感満載のネーブル。お洒落で温かみがある。そんな雰囲気は机の上に置かれた卓上苔玉からも感じる。

地元野菜のカレー。オムカレーにして注文。

カレーの値段に+50円でオムカレーにしてもらえるのもちょっぴり嬉しい。ピリカラなのだけど、地元のお野菜がそれを和らげてくれる。卵はフワフワでサラッと食べてしまった。焼きイカの美味しいことこの上ない。赤いアクセントのミニトマトはとても甘い。そんな甘酸っぱさがカレーにもぴったりと合っている。またとても食べたくなるカレーだった。

単品/大盛ナポリタン。

一日7セット限定のレディースセットのナポリタンもあるのだけれど、単品大盛のナポリタンを注文。もちろんこちらもトマトが果物のように甘くてとても美味しい。

季節のピザ。

具沢山でチーズが多い食べ応えもあるピザ。ふわふわの家庭的な生地だったのがポイント。時に食べたくなるよね。

網田駅のホーム。桜並木が美しい。

「是非外のホームに出てみてください。」という事だったので拝見させていただく。電車が時折、離合(すれ違い)の為に駅に停車する時間があってとても嬉しい。

桜の季節

ベンチの傍らには桜の木がまるでそこを見守っているかのように佇んでいる。そこに列車が止まり人々が下車。地元民の足としてまだまだ重宝されているようだった。

列車が去って行くと踏切を渡る人々。春の季節の訪れを告げる花と霞み。日光を照り返す線路が視線を導いていく。その先に乗客を降ろした列車。次の目的地へ向かっている。とても印象に残る風景。

紫陽花の季節

梅雨どきに再訪。桜の下には紫陽花の花が植えられていて、とても綺麗だ。急な雨が降り出しても、それが風情になっていた。

週末にふらりと立ち寄りたくなるお店


入りやすく、過ごしやすいお店。まだまだ機会があれば訪れたいところである。

ところで4月に訪れた所、桜が美しかった。6月に訪れた所、紫陽花が美しかった。そういう所もこの網田駅の良さなのだろうと思える。

外にはレトロな形をしたポストが佇む。

アクセスについて:天草街道をひた走る。

網田駅までは、車でなら海岸線を一本道が続く天草街道沿いなので分かりやすい。網田駅の横には駐在所もあるので、そのマークを目印にするのも良い。

駅カフェ・網田レトロ館:
http://www.city.uto.kumamoto.jp/q/aview/329/10211.html
アクセス/地図を表示:
〒869-3173 熊本県宇土市下網田町2097-2

宇土柄のグラフィックデザイン

宇土在住のグラフィックデザイナーの上原史寛氏が制作されているポストカードや手ぬぐい。こうしたものも地産地消。そんな部分に強烈に惹かれる。毎回のように私も購入してしまうほど。

神輿来海岸の干潟や夕景を撮影に来る人々は後を絶たず、全国から集まるほどになっている。お土産としてもとても武者んよかデザインの手ぬぐい。お昼の休憩に網田駅という選択肢はおすすめだ。

フミデザイン:http://fumi-design.com/

月下の神輿来海岸の干潟。このスポットは全国的に有名な場所でもある。それと同時にこの場所が網田にあるという部分に注目したいところ。

撮影スポットまで登っていく道のりには柑橘畑が広がっている。網田のネーブルは特に有名で宇土マリーナなどでも販売している。甘くて美味しいこのネーブルは、網田レトロ館でも味わうことが出来る。五感で楽しむ網田コースは、私にとってとても贅沢な週末だ。

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